KIMBLO

web関係の仕事についている漫画好きのキムラさんが役に立つ情報を発信します。

【オススメ漫画】桜の園を読書後溢れた女性への畏敬

スポンサーリンク

桜の園という漫画を今回オススメします

とあることがきっかけで吉田秋生さんの「櫻の園 完全版 (花とゆめCOMICSスペシャル)」を読み非常に面白かったので今回はこの桜の園について紹介したいと思います。

オススメしたい人としては、

  • 女子校育ちの女性
  • 女子校が舞台の耽美な世界が好きな人
  • ゴリゴリ理系で男だらけの世界にいた男性

こんな感じの人が読まれたらきっと有意義な読書体験ができると思います。

ただ、ちょっとだけいまの漫画らしからぬ雰囲気があるため、今っぽい絵が好きという方はあまりオススメしかねます。

それでは「桜の園」についてこれから紹介していきましょう。

【オススメ漫画】桜の園を読むに至るきっかけ

さて、冒頭で記載した「桜の園」を読むに至ったきっかけです。

ツイッターしてたら福満しげゆきさんの漫画でのとある女性描写に対して、「あまりに鈍感すぎやしないか? 吉田秋生さんの漫画読みやがれ」みたいなこと書いているのを発見したんですよね*1。それでどんな人なんだろうと作者に興味を持ったのがきっかけです。

【オススメ漫画】桜の園の周辺情報

吉田秋生さん、調べてみると有名なのは、BANANAFISHらしいんですよね。

ただ、BANANAFISH19巻は長すぎるやろ、それに絵が非常に女性漫画向けの描写的な書き込み方されてるんで、読む気にはなれなかったんですよね。ただ、深堀すると、吉田秋生さん、短篇もいっぱい出されてるんですよね。

その中で桜の園に目が行ったのはスピッツが主題歌を歌ってた映画だからです。どこかで桜の園ってタイトル聞いたことあるなと思ったら、映画化されてるんですよね*2


スピッツ / 若葉

櫻の園-さくらのその-プレミアム・エディション [DVD]

櫻の園-さくらのその-プレミアム・エディション [DVD]

それで1巻くらいなら読んでもいいかなーと思って読んでみました。描かれたのは1985年から1986年らしいです。吉田秋生さん美大でてらっしゃるんですね。それでこんな感じの絵なんだと割合すんなり腹落ちしました*3

【オススメ漫画】桜の園のあらすじ

さて、桜の園についてのあらすじをざっくり記載します。

桜の園は女子校ものです。春になると桜が咲き誇る桜華学園が舞台です。

演劇部に所属する女の子らがチェーホフの「桜の園桜の園 (岩波文庫)」を舞台で演じるまでをオムニバスで描いていきます。

【オススメ漫画】桜の園のオススメポイント

鈍感な私、wikipedia見るまで気づかなかったのですが、オムニバスのタイトル「花冷え」「花紅」「花酔い」「花嵐」とそれぞれ桜にちなんだ季語なんですよね。そのくらい繊細で耽美な世界がオススメなポイントです。

女性の変容性というのは男性には到底想像もつかんなみたいなこといい年して思ってます。それは身体的なものやら社会的なものに限らずですよ。住所が変わることは割合想像つくのですが、普段呼ばれる名字変わるなんて男性は想像つきません。その気苦労を女性は常に持っているんですよね。最初の花冷えのお姉ちゃんの台詞とかうっかり殴られたような衝撃を受けましたもの、本当。

たとえば、村上隆さんのこの作品のように、芸術作品のモチーフに少女が使われることは非常に多いです。それは、まぁ男性がモチーフを大好きだからという理由もあるかもしれませんが、少女→女性→母親みたいな変わり方できることに羨ましさを覚えてるんじゃないですかね?

男性は男→男→男ですからね、終始一貫して、拳銃とかガジェットとか好きなだけですもの、本当。

【オススメ漫画】桜の園を読書後溢れた女性への畏敬

そんなわけで今回は桜の園って漫画をご紹介させていただきました。もしよろしければ皆様ぜひご一読されることオススメします。

【オススメ漫画】桜の園が気に入ったら読みたい漫画・小説

さて以下では「桜の園」に絡んだオススメ書籍をご紹介したいと思います。

作中何度も引用されていた小説、kindleなら無料で読めるんですね。

女子校についての書籍。

イニシエーション・ラブ (文春文庫)が有名な乾くるみさんの小説。女子校小説といえば、この小説を思い出しました

文学作品のタイトルをもらってきた漫画で女子高ものっていうとこの漫画を思い出します

*1:ごめんなさい、ツイッターで引用したかったのですが、見つからず大意になってしまいました

*2:残念ながら興行的には失敗したとの話を聞いています

*3:詳しくはこちらお読みください 吉田秋生 - Wikipedia