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KIMBLO

web関係の仕事についている漫画好きのキムラさんが役に立つ情報を発信します。

【オススメ漫画紹介】重版出来(ほぼネタバレなし)

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【オススメ漫画紹介】マンガについてもっと知りたいあなたへ

今回はオススメ漫画の紹介です。以下のような人が読まれると面白かったーみたいに思ってくれる漫画です。 * 舞台は現代で出版社 * 主人公はアクティブな女性 * 「仕事頑張ろう」って読後感を味わえる * ドラマ化された割とメジャーな漫画がいい

そんな気持ちになりたいあなたにオススメの漫画を紹介したいと思います。

今回のオススメ漫画紹介のタイトルはこちら

重版出来(じゅうはんしゅったい)という漫画です。

重版出来について今回はご紹介しますね。

「重版出来」のあらすじ

重版出来の主人公は黒沢心というぱっと見子グマの女の子です。

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餃子耳になるくらいに激しく柔道に打ち込んだ彼女は思い立って、漫画編集者の道を目指します。持ち前の運と実力で最終面接に残るんですが、ある騒動を起こします。

そして、これだけは申し訳ないですが、ネタバレさせてください。ある騒動を起こしたものの無事に出版社に入れた彼女は仕事を覚えながら、様々な人たちと漫画コンテンツを作り上げていくというのがおおよそのあらすじです。

「重版出来」のここがオススメ

ありていにジャンルを分けてしまえば、重版出来は「漫画家漫画」の亜種といえるでしょう?

漫画家漫画とは最近でいうとバクマンのように漫画家さんが漫画について語るって(なんかリンカーンの演説みたいですね)漫画です。

ただ、それだけならば、重版出来をオススメはしません。どこがオススメかというと、重版出来は漫画に関わる人たちに向けた漫画なんです。例えば、例えば、出版社に存在している営業さん。編集者の漫画ならば、私の知る限り、例えば編集王なんて漫画はありました。

ただ、営業については、あるいは、印刷側まで巻き込んだフィクションの漫画はないように思われます(ノンフィクションあるいはそれに近いものならば、例えば、こちらとかこちらとか思い浮かびますが)

だって、厳しいじゃないですか? 誤魔化せないじゃないですか? 言葉遣いとか機器の扱いとか絶対にフィクションで誤魔化しながらでは描けないですよね。身近な人の日常についてリアリティーを書くのってこれは想像になっちゃいますがめちゃくちゃ難しいと思うんです。

それをやってるんです、重版出来は。作者の松田さんが自身の漫画が出版されることへの深い感謝の意を込めながら。

またね、テーマがすごく興味深いんですよ、例えば、電子書籍についても作者は触れています。私なんか部屋も狭くKindle愛用者ですから、「漫画なんでみんな電子化しないの?」みたいに考えてたんですが、それぞれにそれぞれの事情があるんですね。それから雑誌廃刊とか、編集者と漫画家の関係性っていう興味深いけれどもなかなか漫画にはなっていなかった箇所をテーマに盛り込んでくるところがこの漫画のオススメポイントです。

雑誌休載、例えば、ライアーゲームの甲斐谷忍さんが太平天国演義が連載雑誌廃刊で打ち切られたという話聞いても対岸の火事の出来事のようにしか感じられなかったんですよね、それがこの漫画を読むと違います。とても他人事とは思えなくなります。

あと、漫画のカバーデザインについてのエピソードもすごく印象に残ってます。コミックカバーにはデザイナーさんつくんですね、作者の方がサッと描いているだけなのかって思ってました、ずっと。

オススメ漫画「重版出来」のまとめ

漫画に関する悲喜交々、それらを一緒くたに味わえる素晴らしい漫画が「重版出来」ですので皆様に読んでいただきたいです、とっても。

オススメ漫画の関連漫画

いつか復活してほしいなー。

今、講談社で出てるんですね、掲載雑誌は小学館のサンデーでした

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